リクルーター目線の「仕事の選び方」
Twitterを見ていると、「仕事辞めたい」というツイートをちょくちょく見る。
なんなら相談を受けることもよくある。
多分、思い描いていたイメージと違ったんだろうなぁ。就活生は従業員と比べたら情報弱者なので、入社しないとわからないこともいっぱいあるだろう。
私は、入社2年目くらいからずっと、リクルーターをやっている。就活生が「ウチの会社で気持ちよく働けそうか」について、毎年考えている。
この視点、就活生の立場で考えても会社選びに使えるんじゃね?、と、ふと思った。
思っちゃったので、自分が観察している3つのポイントを、書きおこしてみることにした。
就活生を観察するポイント
1. 自由時間の過ごし方
2. 時代の変化に敏感か
3. 辞めても生きていけそうか
1. 自由時間の過ごし方
個人的に1番見ているのがこれ。この質問で、仕事より優先していそうなものを探っている。
例えば、
旅行好き→まとまった休みが欲しそう
平日に習い事→残業は嫌だろうな
自己研鑽→大きな目標がありそう
家族、ペットと過ごす→出張は嫌いかも
RAGEに絶対出たい→土日は休みたいよね
とまぁこんな感じ。
これが仕事によって妨害されるようであれば、そのうち仕事をする意味を見失い辞めていくと思う。
逆に両立できそうって思えば、この会社イイかも、って印象を与えやすく、気に入ってもらえることがあった。
就活生目線で見れば、これに関しては質問して情報を集めておいた方がいいと思う。
自分は割と包み隠さず言っちゃうタイプだが、周りのリクルーターはネガティブな内情は隠したいという思考の人もいる。
でも質問されれば「嘘を言うわけにはいかない」というのもまた事実。もしかしたら、情報を引き出せるかもしれない。
2. 時代の変化に敏感か
SNSやスマホなどの文明の利器に対し、謎にアンチな人がいる。自分は絶対に採用しない(なおそんな権限はない)。
年功序列、終身雇用の類もそれ。
常識や、そんなわけないと思っているものを疑えるかどうか。それができないと進歩しないし、時代に取り残される。
(異界ドラゴンとか嘘嘘〜wwって言ってた俺みたいなやつのことを言う。ゲームに関してはこの思考ができていないので反省)
就活生目線で見れば、会社や従業員が、時代遅れな考え方や、固定観念に縛られているようであれば、そこで働くのはやめた方が良いと思う。
このご時世、変化に対応できない会社に就職するのは泥舟に乗っているようなものだと思う。
3. 会社を辞めても生きていけそうか
本末転倒だが、会社に属さなくていいならそれに越したことはない、というのが個人的意見だったりする。(YouTuberになりたい)
会社にいると、価値を生んでいるのかよくわからない仕事をやる羽目になることがある。
辞めた瞬間に何の役にも立たなくなる仕事しかしていないなら、露頭に迷う未来が待っている。
就活生目線では「転職する方はいますか」と聞いてみると、案外いいかもしれない。
転職市場で需要があるのなら、会社を辞めても生きていけるスキルが身につけられる可能性がある。
「資格を取った方がいいですか」とたまに聞かれる。
正直、聞いたこともないのをいっぱい持っていても意味がないと思う。取るならデカイの1個がいい。
例えば「薬剤師」
友人が何人かいるが、話を聞くと、どこに行っても何かしらの仕事があってびっくりする。
寿退社して旦那についていったと思ったら即仕事してたりする。詳しいことは知らんけど。
まだまだ書ける事はあるけど今日はここまで。
ブラック企業に悩む人が減りますように。